スマートフォンを買い替えたい!そんな時にどの機種を選べばいいか迷いますよね?
また、こんな方も多いのではないでしょうか?
・ハイエンドモデルは価格が10万円以上で高すぎて買えない。
・でも、サクサク動くスペックは欲しい。
そんな方におすすめなのが、ミドルレンジのスマートフォンです。
価格とスペックのバランスが良く、近年スペックの進化も著しいので、ミドルレンジでも普段使いには十分すぎるスペックとなっています。
この記事では、2022年10月現在のドコモのスタンダード機種(ミドルレンジスマホ)を比較して、どんな方にどの機種がおすすめなのか解説します!
ミドルレンジスマホのスペック比較
スペックを比較した一覧がこちらです。
Galaxy A53 5G | Xperia 10 Ⅳ | AQUOS sense6 | |
サイズ[高さ×幅×厚さ/mm] | 約160×75×8.1mm | 約153×67×8.3mm | 約152×70×7.9mm |
UIM | nanoSIM | ||
質量[g](電池含む) | 約189g | 約161g | 約156g |
OS | AndroidTM 12 | AndroidTM 11 | |
CPU | Exynos1280 2.4Ghz+2.0GHz オクタコア | Snapdragon 695 2.2GHz+1.8GHz オクタコア | Snapdragon 690 5G 2.0GHz+1.7GHz オクタコア |
内蔵メモリ[RAM/ROM] | 約6GB/128GB | 4GB/64GB | |
外部メモリ 最大対応容量 | microSDXC 1TB | ||
ディスプレイ | 約6.5インチ Super AMOLED (有機EL) | 約6.0/有機EL トリルミナス®ディスプレイ for mobile | 約6.1インチ/IGZO OLED 有機EL |
ディスプレイ解像度[横×縦] | Full HD+ 1080×2400 | Full HD+ 1080×2520 | Full HD+ 1080×2432 |
リフレッシュレート120Hz対応 | ○ | – | – |
HDR | – | ○ | |
アウトカメラ 有効画素数/F値 | 約6400万/1.8 約1200万/2.2 約500万/2.4 約500万/2.4 | 約800万/2.2 約1200万/1.8 約800万/2.2 | 約4800万/1.8 約800万/2.4 約800万/2.4 |
インカメラ 有効画素数/F値 | 約3200万/2.2 | 約800万/2.0 | 約800万/2.0 |
バッテリー容量 | 5000mAh | 4570mAh | |
5G 通信速度 [受信時/送信時の最大速度] | 2.3Gbps/218Mbps | 2.1Gbps/218Mbps | 2.1Gbps/218Mbps |
4G 通信速度 [受信時/送信時の最大速度] | 1.1Gbps/75Mbps | 800Mbps/75Mbps | 1Gbps/90Mbps |
VoLTE/VoLTE(HD+) | ○/○ | ||
テザリング同時接続数 [Wi-Fi/USB/Bluetooth®] | 10台/1台/3台 | 10台/1台/4台 | |
Bluetooth(対応バージョン) | ○(5.1) | ||
WORLD WING® 4G(LTE)/3G/GSM | ○/○/○ | ||
接続端子 | USB Type-C | ||
ワイヤレス充電(Qi) | – | ||
ステレオスピーカー | ○ | – | – |
防水・防塵 | ○/○ | ||
ワンセグ/フルセグ | -/- | ||
おサイフケータイ®[Felica®] | ○ | ||
生体認証 | ○指紋、顔 | ○ 指紋 | ○指紋、顔 |
ハイレゾ ※ハイレゾ対応のヘッドセットや スピーカー(別売り)が必要 | ○ | ||
その他機能 | 光学式手振れ補正 オブジェクト消去機能 | 光学式手振れ補正 360Reality Audio Upmix | ブレクリーナー |
カラー | オーサムブルー オーサムホワイト オーサムブラック | ミント ブラック ホワイト ラベンダー | ライトカッパー シルバー ブラック ブルーメタリック |
発売時期 | 2022年5月27日 | 2022年7月8日 | 2021年11月4日 |
価格 2022/5/20時点 | 59,400円 | 64,152円 | 57,024円 |
価格 (いつでもカエドキプログラム適用) | 34,320円 | 41,712円 | 39,864円 |
メーカー | サムスン電子株式会社 | ソニー株式会社 | シャープ株式会社 |
2022年夏時点のドコモのミドルレンジラインナップ
ドコモ2022年夏モデルとして、「Galaxy A53 5G」および「Xperia 10 Ⅳ」の2機種が新たに発表されており、2021年冬モデルの「AQUOS sense6」を加えた3機種が主要なラインナップとなります。
- Galaxy A53 5G
- Xperia 10 Ⅳ
- AQUOS sense6
本記事ではこれら3機種を比較、解説していきます。
各機種の特徴
Galaxy A53 5G
- 光学式手振れ補正対応のカメラ搭載
- 5000mAhの大容量バッテリー
- ステレオスピーカー搭載
- リフレッシュレート120Hzに対応
- microSDカード対応
特徴である各機能はミドルレンジスマホとしては十分すぎるスペックとなっています。
特にステレオスピーカーとリフレッシュレート120Hz対応については、ミドルレンジスマホとして搭載されるのは非常に珍しく、本機種の特徴とも言えます。
昨年発売されたGalaxy A52 5Gの後継機種です。
また、GalaxyのハイエンドモデルはmicroSDカード非搭載ですが、本機種はmicroSDカード搭載です。
Xperia 10 Ⅳ
- 21:9有機ELディスプレイ
- 5000mAhの大容量バッテリー
- 光学式手振れ補正対応のカメラ搭載
- 3眼カメラ搭載
- microSDカード対応
Xperiaシリーズ「1および5シリーズ」、「10シリーズ」、「Aceシリーズ」の3シリーズ展開のうち、真ん中のシリーズです。
最近のXperiaの特徴であるアスペクト比21:9のディスプレイを搭載しており縦長画面なのが特徴です。
また、シリーズ初となる光学式手振れ補正にも対応しています。
Xperiaと言えば、カメラをイメージする方も多いかもしれません。3眼カメラ搭載ですが、ZEISSレンズは非搭載です。
こちらも同じく、昨年発売された機種Xperia 10 Ⅲの後継機種です。
AQUOS sense6
- 約156gと重量が軽い
- 4570mAhの大容量バッテリー
- 3眼カメラ搭載
- ブレてしまった写真を補正できる「ブレクリーナー」搭載
- microSDカード対応
SHARPのsenseシリーズの機種で、約156gと軽いのが特徴です。スペックはミドルレンジの中では抑えめでその分価格がお手頃な機種です。
撮影した写真がブレていた場合に、補正することができる「ブレクリーナー」という機能を搭載しており、安心して撮影できるようになっています。
AQUOS sense5Gという機種の後継機種です。
この中で選ぶべきおすすめの1台はコレ!
Galaxy A53 5Gがおすすめ!
スペックの高さと価格のバランスが非常に良く、私のおすすめはこちらです!
Galaxy A53 5Gは、ミドルレンジではあるものの、ほぼハイエンドと言ってよいスペックを兼ね備えたミドルハイの機種です。
有機ELディスプレイ、メインカメラは光学手振れ補正対応、高画素数カメラ、ステレオスピーカー、リフレッシュレート120Hz対応など、ハイエンドモデルで搭載されるような機能が搭載されています。
その上で、価格が抑えられており、スペックと価格のコスパは抜群です。
非常に完成度が高いため、この機種を選んでおけば間違いなくおすすめです。
Galaxy A53 5Gをおすすめできる人
以下に当てはまる方にはGalaxy A53 5Gがおすすめです。
- ハイエンド機種を買いたいけど、価格が抑えたい方
- 平均的なスペックより少し上のスペックを求める方
- カメラにこだわりがある方
- 動画視聴の機会が多い方
ミドルレンジスマホでありながら、ハイスペックと言っても良いレベルのスペックを兼ね備えています。
カメラも6400万画素の4眼カメラを搭載しており、光学手振れ補正も搭載しているので、手振れが発生しやすい、夜景や動きのあるシーンでもキレイに撮影することが出来ます。マクロカメラや超広角カメラなど、様々なシチュエーションでの撮影に対応可能です。
有機ELディスプレイなので画面が明るく、ステレオスピーカー搭載なので、音も楽しむことが出来ます。Dolby Atmosやハイレゾ(対応イヤホンが必要)にも対応しています。
ミドルレンジスマホを選びたいけど、どれを選べばよいか分からない方にもおすすめです。
Xperia 10 Ⅳをおすすめできる人
以下に当てはまる方はXperia 10 Ⅳがおすすめです。
- Xperiaブランドが好きな方
- コンパクトな縦長デザインが良い方
- カメラにこだわりのある方
- 比較的軽量なスマートフォンが良い方
Xperiaブランドが好きな方は、十分検討の候補になります。
また、ディスプレイのアスペクト比が21:9と縦長なため、WEBサイトを見る際やマルチタスクを行う場合に便利です。
5000mAhの電池容量ながら約161gは軽い部類のため、軽さ重視の方にも嬉しい機種です。
シリーズ初の光学式手振れ補正に対応したカメラを搭載しているので、Xperia好きで写真撮影にこだわりがある方にもおススメです。
AQUOS sense6をおすすめできる人
- とにかく軽い機種が良い方
- ミドルレンジの中でとにかく価格を抑えたい方
本機種は「軽量」、「特に価格を抑えたい」そんな方におすすめです。
約156gは最近のスマートフォンの中でもかなり軽い部類に入るため、持ち運び時に疲れにくい特徴があります。
少しでも価格を安くしたい方には、スペックを抑えた本機種が検討候補になります。
Galaxy A53 5Gの注意点
Galaxy A53 5Gの注意点はこちらです。
- イヤホンジャック非搭載
本機種はイヤホンジャックが非搭載となっているため、有線イヤホンを利用している方は注意が必要です。
ワイヤレスイヤホンを利用されている方は特に問題ありません。
また、本機種で有線イヤホンを利用したい方は、Type-Cに接続する変換ケーブルを別途用意することで有線イヤホンを利用することが出来ます。
Xperia 10 Ⅳの注意点
- 全体的にスペックが物足りない
- ステレオスピーカー非対応
- リフレッシュレート120Hz非対応
ミドルレンジスマホとして十分なスペックを兼ね備えているものの、なんだか物足りないという印象です。
Xperiaはハイエンド、ミドルレンジ、エントリーと3シリーズ展開している真ん中のモデルで、中間に位置するものの、スペックだけだとややエントリー寄りです。
逆に、ハイエンドモデルを選ぶとしても価格が高く、下のエントリーモデルだとスペック不足が否めないため、Xperia 10 Ⅳを選ぶ場合は若干の妥協が必要になると思います。
別の選択肢として、価格は上がってしまいますが、Xperia 5シリーズの購入を視野に検討した方が満足度は高くなると思います。
AQUOS sense6の注意点
- RAM4GB/ROM64GBとスペックは低め
RAM/ROMは操作感やデータの保存できる量に直接影響する部分です。
RAM4GB/ROM64GBはかなり少ない部類となり、エントリーモデルでも同じだけの搭載をしている場合が多く、スペックがかなり物足りなく感じると思います。
特にRAMについては操作の快適さに繋がるため、6GB以上はあった方が良いです。
特にAQUOSブランドが好きといった方や価格のとにかく抑えたいといった方以外は、他のGalaxyやXperiaをおすすめします。
ハイエンドとミドルレンジの違いについて
最近のハイエンドモデルとミドルレンジモデルを比較すると、基本機能の部分はかなり差が縮まっており、特にLINE、ブラウザ、Youtubeなどの利用において、ミドルレンジスマホでも十分な場面が多く、不自由を感じることはありません。
また、ゲームなど高負荷なアプリを使う場合でもミドルレンジで十分な場面が増えていますが、より精度高く処理性能が求めたい場合はハイエンドモデルを選びましょう。
先進的な技術の部分はハイエンドモデルならではですが、そこまでの機能は必要でない人にとっては価格が高すぎるため、ミドルレンジがおすすめです。
ドコモのミドルレンジスマホの発売時期
Galaxy A53 5Gは2022年5月27日発売開始となっています。
Xperia 10 Ⅳは2022年7月8日から販売開始です。
AQUOS sense6は発売中です。
ドコモのミドルレンジスマホの価格
Galaxy A53 5Gは一括59,400円、いつでもカエドキプログラム適用で34,320円です。
Xperia 10 Ⅳは一括64,152円、いつでもカエドキプログラム適用で41,712円です。
AQUOS sense6は一括57,024円、いつでもカエドキプログラム適用で39,864円です。
Galaxy A53 5Gが最もスペックが高く、価格も抑えられており、非常にコストパフォーマンスに優れています。
まとめ
ミドルレンジスマホは普段使いに困ることの無い救世主
ドコモのミドルレンジであれば、GalaxyとXperiaが実質の選択肢になりますが、スペックの高さと価格のバランスから、Galaxy A53 5Gがおすすめです。
Xperia 10 Ⅳも十分コスパも良く選択肢になり得ますが、性能面でもう少し頑張ってほしいです。
普段使う機会が多いスマートフォンだからこそ、ストレスフリーで快適に使えるのが、生活全体の満足度に繋がると思います。
だからこそ、スマートフォンは妥協しすぎず、一定以上のスペックを兼ね備えたスマートフォンを選びましょう!