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【機種変更候補No.1】arrowsケータイF-41CをF-03Lと比較

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2022年4月28日にドコモより新しいフィーチャーホンが発表されました。

はぴさら

arrows ケータイ ベーシック F-41Cは、機能を最低限に絞ることで圧倒的低価格を実現した機種で、2022年5月13日よりドコモから発売されます。

フィーチャーホンを長くお使いの方で、これからもフィーチャーホンを使い続けたいという方は新しい機種気になりますよね。

新しく発表となった圧倒的安さが特徴の「arrows ケータイ ベーシック F-41C」について、類似点が多い「arrows ケータイ F-03L」と比較して、どんなスペックなのか、機能の違い、取り扱いキャリア、価格、どんな方におすすめかなど、分かりやすく説明します。

目次
  1. 「arrows ケータイ ベーシック F-41C」ってどんな機種?
  2. 「arrows ケータイ ベーシック F-41C」と「arrows ケータイ F-03L」のスペック比較
  3. 「arrows ケータイ ベーシック F-41C」の取り扱いキャリアは?
  4. 気になる予約開始、発売日はいつ?
  5. 価格は?
  6. 「arrows ケータイ ベーシック F-41C」の良いところは?
  7. 「arrows ケータイ ベーシック F-41C」の悪いところは?
  8. 「arrows ケータイ ベーシック F-41C」はどんな人におすすめ?
  9. ドコモの3G終了予定時期について
  10. よくある質問、疑問点
  11. まとめ

「arrows ケータイ ベーシック F-41C」ってどんな機種?

今回発表されたarrows ケータイ ベーシック F-41Cは、慣れ親しんだ形状とお馴染みのワンプッシュでオープンできる機能も搭載されている、折り畳み型のフィーチャーホンです。

これまで「arrows ケータイ」というシリーズで販売されてきましたが、今回新たに「arrows ケータイ ベーシック」というシリーズが展開されています。

ベーシックという名前の通り、arrows ケータイと比べ、非搭載の機能が多くなっていますがその分価格がかなり安くなっています。

「arrows ケータイ ベーシック F-41C」と「arrows ケータイ F-03L」のスペック比較

はぴさら

arrows ケータイ ベーシック F-41Cは、F-03Lと類似する点が非常に多く、従来のフィーチャーホンで搭載されていた機能の一部が非搭載となっています。

arrows ケータイ ベーシック F-41Cとarrows ケータイ F-03Lを比較して、より優れている箇所へ赤線を引いています。

 arrows ケータイ ベーシック F-41Carrows ケータイ
F-03L
サイズ[高さ×幅×厚さ/mm]約113×51×15.8mm
UIMnanoSIM
質量[g](電池含む)約132g約133g
CPUSnapdragon210
1.1GHz
クアッドコア
内蔵メモリ[RAM/ROM]1GB/8GB
外部メモリ 最大対応容量microSDHC 32GB
メインディスプレイ約3.4インチ TFT
メインディスプレイ解像度[横×縦]FWVGA
480×854
サブディスプレイ約0.8インチ 有機EL
アウトカメラ 有効画素数/F値約810万/2.4
インカメラ 有効画素数/F値
バッテリー容量1680mAh
連続待受時間[LTE]約640時間
連続通話時間[LTE]約390分
LTE 通信速度
[受信時/送信時の最大速度]
150Mbps/50Mbps112.5Mbps/37.5Mbps
VoLTE/VoLTE(HD+)○/-
Wi-Fi
Bluetooth
赤外線
ワンセグ/フルセグ
おサイフケータイ®[Felica®]
防水・防塵
MIL規格14項目に対応
WORLD WING® LTE/3G/GSM○/○/○
接続端子USB Type-Cmicro USB Type-B
卓上ホルダ○(同梱)
オープンアシストボタン
(ワンプッシュでオープン)
生体認証
その他機能抗菌・抗ウイルスボディ
マスク通話モード
迷惑電話対策機能
カラーネイビー
ゴールド
シルバー
ブラック
レッド
メーカーFCNT株式会社

「arrows ケータイ ベーシック F-41C」と「F-03L」」のサイズ、重量、比較

サイズは同じですが、arrows ケータイ ベーシック F-41Cの方が重量が「1g」軽くなっています。

「arrows ケータイ ベーシック F-41C」と「F-03L」のCPU比較

同じCPUを搭載しており、特に違いありません。

「arrows ケータイ ベーシック F-41C」と「F-03L」のメモリ比較

両機種ともRAM1GB、ROM8GBとなっており、フィーチャーホンとしては十分なスペックとなっています。特に問題無く利用できるスペックです。

また、外部メモリとして両機種とも「microSDカード対応」です。microSDHC 32GBまで対応しています。

microSDカードは写真や電話帳の保存先として利用されている方が多いかと思いますし、データ移行の際、メインの移行手段となります。また、将来的にスマートフォンへ機種変更する際も安心です。

「arrows ケータイ ベーシック F-41C」と「F-03L」のディスプレイ比較

両機種とも約3.4インチ TFTとなっています。いわゆるフィーチャーホンといったディスプレイサイズとなっています。

サブディスプレイについては、約0.8インチ 有機ELとなっており、特にスペック上の違いはありません。折り畳み時のデザインが少し異なっているので、少し違う印象を受けるかもしれません。

「arrows ケータイ ベーシック F-41C」と「F-03L」のカメラ比較

2機種とも約810万画素のアウトカメラ搭載です。

なお、インカメラは2機種とも非搭載です。

スマートフォンの様な高画質な撮影には向きませんが、最低限の撮影手段として利用できます。

「arrows ケータイ ベーシック F-41C」と「F-03L」のバッテリー比較

両機種とも1680mAhのバッテリー容量です。

連続待受時間、連続通話時間も、2機種とも同じ値となっており、特に電池持ちに差は無い様です。

また、従来のフィーチャーホンと同じく、リアカバーを外すことで電池パックを取り外すことが出来ます。

「arrows ケータイ ベーシック F-41C」と「F-03L」の通信速度比較

両機種とも4G対応機種です。5Gには非対応です。

arrows ケータイ ベーシック F-41Cは『150Mbps/50Mbps』、arrows ケータイ F-03Lは『112.5Mbps/37.5Mbps』となっており、F-41Cの方が通信速度は速くなっています。

「arrows ケータイ ベーシック F-41C」と「F-03L」のWi-Fi、Bluetooth、赤外線比較

arrows ケータイ ベーシック F-41Cは、Wi-Fi、Bluetooth、赤外線が非搭載となっています。

フィーチャーホンでWi-Fi、Bluetooth、赤外線非搭載の機種は珍しく、これらの機能が必要な方は、arrows ケータイ F-03Lなど搭載機種を選択する必要があります。

一方で、フィーチャーホンを使われている方でWi-Fi、Bluetooth、赤外線を利用されていない方はあまり気にされなくて大丈夫です。

もし、Bluetoothイヤホン等を通話の際に利用されている方などは注意が必要です。

「arrows ケータイ ベーシック F-41C」と「F-03L」のワンセグ、フルセグ、おサイフケータイ(Felica)比較

arrows ケータイ ベーシック F-41Cは、ワンセグ、フルセグ、おサイフケータイ(Felica)非搭載となっています。

フィーチャーホンでお馴染みのテレビが見られるワンセグ、フルセグ機能ですが、F-41Cでは非搭載です。また、ケータイをかざして使えるおサイフケータイを決済手段として高頻度で利用されている方は非搭載のため、特に注意が必要です。

もし、必須と考える方は、F-41C以外の機種が検討候補になります。

「arrows ケータイ ベーシック F-41C」と「F-03L」の接続端子、卓上ホルダ比較

2機種を比較すると、接続端子が異なります。

arrows ケータイ ベーシック F-41Cでは『USB Type-C』、arrows ケータイ F-03Lでは『micro USB Type-B』となっています。

現在ではUSB Type-Cが主流となっていますが、これまでmicro USB Type-Bの充電器をご利用の方は、接続端子が異なるため、充電器も購入するなど注意が必要です。

また、卓上ホルダは2機種とも同梱となっています。追加購入しなくてよいのは嬉しいですね。

「arrows ケータイ ベーシック F-41C」と「F-03L」の防水防塵、MIL規格、生体認証比較

どちらも防水、防塵、MIL規格(14項目)に対応しています。

また、両機種とも生体認証非搭載です。

MIL規格とは頑丈さを表す規格となっており、丈夫さを兼ね備えており安心して使うことができます。

「arrows ケータイ ベーシック F-41C」と「F-03L」のその他比較

arrows ケータイ ベーシック F-41Cでは、新たに「抗菌・ウイルスボディ」、「マスク通話モード」、「迷惑電話対策機能」が新たに追加されています。

①抗菌・抗ウイルスボディとなっており、新生活様式にも配慮され、清潔さを保てる工夫がされています。抗ウイルスとなっているのは嬉しいですね。

②マスク通話モードは、FCNT社製のスマートフォンにも搭載されていた機能で、通話相手がマスクをしている場合、こもりがちな声を聴きやすくしてくれる機能です。

③迷惑電話対策機能も搭載されており、万が一に備えた機能として、安心につながりますね。

F-41Cでは非搭載の機能が多いものの、こういった進化点もあります。

「arrows ケータイ ベーシック F-41C」と「F-03L」のカラー比較

arrows ケータイ ベーシック F-41Cは「ネイビー」、「ゴールド」の2色。

arrows ケータイ F-03Lでは、「シルバー」、「ブラック」、「レッド」の3色です。

「arrows ケータイ ベーシック F-41C」と「F-03L」の外観比較

折り畳み時のデザインが異なっているように見えますが、それ以外は大きな違いはほとんど分かりません。

arrows ケータイ ベーシック F-41C
arrows ケータイ ベーシック F-41C 端末画像※ドコモ公式HPより
arrows ケータイ F-03L
arrow ケータイ F-03L 端末画像※ドコモ公式HPより

「arrows ケータイ ベーシック F-41C」の取り扱いキャリアは?

2022年4月28日時点の情報だと、ドコモのみ取り扱いが発表されています。

フィーチャーホンの特性から、他キャリアからの販売は無いと思われます。

気になる予約開始、発売日はいつ?

ドコモの発表にて『予約開始は2022年4月28日~』、『発売日は2022年5月13日』となっています。

価格は?

F-41Cの価格はドコモオンラインショップ価格で、17,930円です。※2022年10月10日時点

F-03Lと比べ機能を絞っていますが、約半分の価格となっており圧倒的に安い価格となっています

F-03Lの価格は2022年5月11日時点で31,680円でした。

「arrows ケータイ ベーシック F-41C」の良いところは?

大きくは以下の6点です。

魅力ポイント
  1. 昔ながらのフィーチャーホンの使いやすさそのまま
  2. 圧倒的な価格の安さ
  3. 抗菌・抗ウイルスボディ
  4. マスク通話モード
  5. 迷惑電話対策機能
  6. 卓上ホルダ同梱

「arrows ケータイ ベーシック F-41C」の悪いところは?

検討時注意していただきたいポイント6点です。

不満ポイント
  1. Wi-Fi非搭載
  2. Bluetooth非搭載
  3. 赤外線非搭載
  4. ワンセグ・フルセグ非搭載
  5. おサイフケータイ(Felica非搭載)
  6. USB TypeC対応充電器が無い場合、購入が必要

「arrows ケータイ ベーシック F-41C」はどんな人におすすめ?

こんな方におすすめ!
  1. Wi-FiやBluetooh、赤外線、ワンセグ、フルセグ、おサイフケータイなどの非搭載機能を利用しておらず、スマートフォンではなくフィーチャーホンを使い続けたい方
  2. とにかく価格が安い機種が良い方
  3. 3Gのフィーチャーホンを利用している方

これまでのフィーチャーホンと同様に、ワンプッシュでオープンできるオープンアシスト機能も搭載されているので、折り畳み状態から簡単に開くことが出来ます。※この機能は絶対欲しいという方も多いのではないでしょうか。

ドコモの3G終了予定時期について

ドコモでは2026年3月31日をもって3Gの終了予定となっています。そのため、3Gのフィーチャーホンを利用している方は、それまでに4Gまたは5Gサービスの端末へ機種変更する必要があります。

ドコモとしても早期に3Gから4Gor5Gへの早期移行を促進させる目的で、こういった価格の安い端末を発売したものと思われます。ユーザーとしても、フィーチャーホンの形や使いやすさにこだわりがある人には嬉しいですね。

もし、身の回りに3Gのフィーチャーホンを使っている人が居たら、早めの機種変更を勧めてあげましょう。

なお、KDDI(au)は既に2022年3月31日に3Gを終了しており、ソフトバンクは2024年1月下旬に3G終了を予定しています。

よくある質問、疑問点

LINEは使える?

LINEは残念ながら使うことが出来ません。

※プリインストールされておらず、アプリのダウンロードも行うことが出来ません。

代替手段として「+メッセージ」アプリを使うことで、スタンプなどでのコミュニケーションが可能です。

SIMロック解除できる?

SIMロックは解除された状態で販売されています。

そのため、お持ちのSIMカードを挿すことで利用が可能です。

また、格安SIMも対応しており、一例として「ahamo」公式サイトにて対応機種として案内されています。

データ移行はどうすればいいの?

arrows ケータイ ベーシック F-41CはmicroSDカード対応、Bluetooth非対応のため、基本的にmicroSDカードを使用して、データ移行を行います。

電話帳や画像、動画等、基本的なモノは移行可能なので、そこまで心配する必要はありません。

また、ドコモデータコピー(SDカードバックアップ)の機能が提供されています。

まとめ

価格を抑えたフィーチャーホンとして、魅力的な一台

arrows ケータイ ベーシック F-41Cは、慣れ親しんだ形や機能はそのままに、必要最低限に機能を絞った廉価モデルです。

フィーチャーホンを利用中の方は電話やメールが中心という方も多いと思います。

そうした方にとって、利用していない機能が非搭載、それによりかなり価格が安くなるのは魅力的だと思います。

年々フィーチャーホンの新機種販売は減ってきているため選択肢が限られますが、価格に特化したフィーチャーホンが販売されることで、選択肢が広がるのは嬉しいですね。

一方で、Wi-Fi、Bluetoothや赤外線、ワンセグ、フルセグ、おサイフケータイなど、これまでのフィーチャーホンで搭載されていた機能が非搭載となっています。

非搭載機能を現在利用されている方は、機種検討の際に注意するようにしましょう。

また、様々な機能を使いたいという方はスマートフォンへ変更するのも選択肢の一つだと思います。

フィーチャーホンを使い続けたい人にとって、価格が非常に安いarrows ケータイ ベーシック F-41Cは魅力的な一台です。

フィーチャーホンを見かける機会は減っていますが、昔から変わらないデザインはとても懐かしいですね。意味もなくパカパカ開け閉めしていたそんな過去を思い出しました(笑)