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【分かりやすく解説】『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』について

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス

つみたてNISAの商品選びの際によく出てくるeMAXIS Slimシリーズの中から、先進国株式の商品である『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』をご紹介します。

はぴさら

私も2019年よりつみたてNISAで購入中です。

どんな商品なのか、どのくらいの実績があるのか、どんな国が投資先に組み入れられているのかなど、基本情報などを分かりやすく説明しますので、つみたてNISAの商品選びの参考にしてくださいね!

「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」の基本情報

はぴさら

2019年より毎年上限額の約40万円をつみたてNISAで運用しています。

「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」は、日本を除く先進国の株式市場の値動きに連動する投資成果を目指した商品で、MSCIコクサイ・インデックス(配当込み、円換算ベース)をベンチマークとして、運用しています。

また、購入手数料、信託財産留保額が掛からず、信託報酬も最低水準の低さとなっており、非常に優秀な商品となっています。

ファンド名eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
タイプ先進国株式
種別インデックス
ベンチマークMSCIコクサイ・インデックス(配当込み、円換算ベース)
購入手数料0%
信託財産留保額0%
信託報酬(運用管理費用)0.1023%以内
設定日2017/02/27
基準価額18,577円
(2022/02/28)
純資産総額2,900.51億円
(2022/02/28)
委託会社三菱UFJ国際投信

「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」の基準価額、純資産総額の推移は?

eMAXISSlim先進国株式インデックス 基準価額と純資産総額
三菱UFJ国際投信のデータから作成

基準価額は設定来より、右肩上がりで推移しています。また、純資産総額も順調に右肩上がりとなっており特に問題無いと思います。

純資産総額はある程度の金額があれば問題無いとされており、本商品は純資産額が多い部類なので問題ありません。

「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」の投資対象となる国・地域別構成比率は?

はぴさら

こちらを見て分かる通り、約70%がアメリカへの投資です。その他の先進国に分散して投資されています。

eMAXISSlim先進国株式インデックス 国地域別構成比率
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス交付目論見書より(2022.1.26)

投資先はこれらの国・地域 (22ヵ国・地域)です。

アメリカイタリア
イギリススペイン
フランスシンガポール
カナダフィンランド
スイスベルギー
ドイツアイルランド
オーストラリアノルウェー
オランダイスラエル
スウェーデンニュージーランド
香港オーストリア
デンマークポルトガル

円グラフを見て分かる通り、先進国への分散投資がされていますが、アメリカの比率が非常に高く、約70%程を占めています。先進国の中でも、アメリカの経済がいかに大きいかが分かりますね。

なお、投資先として日本は「MAXIS Slim 先進国株式インデックス」に含まれていません。

「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」の業種別の構成比率は?

組み入れ業種上位10種がこちらです。

業種比率
ソフトウェア・サービス11.1%
医薬品・バイオテクノ・ライフ7.9%
テクノロジ・ハードウェア・機器6.5%
銀行6.4%
メディア・娯楽6.3%
資本財6.0%
小売5.1%
半導体・半導体製造装置4.9%
各種金融4.8%
ヘルスケア機器・サービス4.8%

見て分かる通り、様々な分野(セクター)への分散が図られていることが分かると思います。

「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」の組み入れ銘柄の例

組入上位10銘柄がこちらです。

はぴさら

「GAFAM」をはじめとする世界的な企業が入っていますね。

 銘柄国・地域業種比率
1APPLE INCアメリカテクノロジ・ハードウェア・機器5.00%
2MICROSOFT CORPアメリカソフトウェア・サービス3.90%
3AMAZON.COM INCアメリカ小売2.60%
4ALPHABET INC-CL Aアメリカメディア・娯楽1.50%
5ALPHABET INC-CL Cアメリカメディア・娯楽1.40%
6TESLA INCアメリカ自動車・自動車部品1.20%
7NVIDIA CORPアメリカ半導体・半導体製造装置1.10%
8META PLATFORMS INC-CLASS Aアメリカメディア・娯楽0.90%
9UNITEDHEALTH GROUP INCアメリカヘルスケア機器・サービス0.80%
10JPMORGAN CHASE & COアメリカ銀行0.80%

このリストを見ると、いかにアメリカの企業への投資が多くを占めているか分かると思いますし、Google(ALPHABET)、Amazon、Facebook(現META)、Apple、Microsoft、テスラなど、皆さんが聞いたことがある企業ばかりだと思います。

アメリカの一部の企業が世界の経済を引っ張っているということも分かりますね。

「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」を買った場合、約5%はアップル、約3.9%はMicrosoftといった具合に株を購入しているのと同じイメージになります。

「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」の実績リターンは?

パフォーマンス6ヵ月1年3年5年
リターン(年率) 20.73 25.88 19.06 15.26

参考として、こちらが楽天証券で公開している2022年3月25日更新のリターンです。非常に高いパフォーマンスが出ています。

“投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year”を3年連続受賞

はぴさら

色々な方に評価されているのは商品として安心できるポイントになりますね。

“投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2019”という賞があり、「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」は、『2019年:3位、2020年:7位、2021年:6位』と3年連続で受賞しています。こういった賞に選ばれると商品選びの参考にもなりますね。

ちなみに、「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」が3年連続1位を受賞しています。

「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」の取り扱いのある証券会社は?

はぴさら

私は「楽天証券」にて、eMAXIS Slim 先進国株式インデックスを購入中です。

「楽天証券」や「SBI証券」、「マネックス証券」、「松井証券」など、多くの証券会社で取り扱いがあります。

「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」のどんな人におすすめの商品か?

先進国の成長が見込めると考えている方で、アメリカ1本だと不安に思う方、できる限りリターンを高めたい方におすすめです。

投資はリスクが伴うことを忘れずに

はぴさら

非常に大切なので、忘れないように注意しましょう!

投資を行う際、常に頭に入れておくこととして、「リターンとリスクは隣り合わせであり、リスクがあること」、「自己責任あることを常に意識しておきましょう。

特に、実績がプラスの時は良いですが、マイナスになった際、冷静でいられなくなる場合は、自身のリスク許容度を超えた投資を行っている可能性があるので、投資方針を見直しましょう。投資を始める前に、ご自身のリスク許容度を事前確認することも大切ですね。

また、投資に回すお金について、生活防衛資金、直近で使う予定のお金を除いた、余剰資金で運用することも安心して投資を行うために大切です。

まとめ

先進国株式の商品として、非常に優秀

ここまで「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」を説明してきましたが、どのような印象を持ちましたでしょうか?

eMAXIS Slimシリーズは信託報酬が低く設定されており、ファンドとしての規模や運用も問題なく、「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」は先進国株式インデックスで商品を探す場合、おすすめできる商品です。

私も2019年よりつみたてNISAで本商品を継続購入しています。

ぜひ参考にしていただき、少しでも明るく楽しい未来に向けて、つみたてNISAや投資へチャレンジしていきましょう!

つみたてNISAにて積み立て中の「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」の運用実績をブログにて公開中です。少しでも皆様に役立ててもらえればと思います。